地球上に起こる全てを化学で説明できる大宮先生ですが、懸案の福島原発についての考えをお聞きしました。
大宮 「世界の反原発運動家だけでなく、私も今回の原子力発電所の事故について注目しています。特に地震翌日の冷却系統の壊滅的状況と、サプッレッションチャンバーからの放出。そして3号機にはMOX燃料とプルサーマルでのプルトニウム239、不安材料がテンコ盛り・・・」
大宮 「・・・でしたが、関係者の皆様の決死の注水作業やケーブル施設作業のおかげで、ヤマ場を超えて、発電所自体は冷却系統の電源も回復の兆し、ジルコニウムと海水の反応による新たなる水素爆発の可能性も少なくなり、熱中性子炉の温度も高温ながら安定、使用済み燃料棒も冷却水が放水されて安全宣言!!と、なんとなく思っています。」
原発の専門家からの「なんとなく安全宣言」に、私もなんとなく安心いたしました。
大宮先生、本日はありがとうございました!!
コーナーストーンズ